アスリートサポート ATHLETE SUPPORT

スポーツにおけるメンタルコーチングの役割

「練習をしているのに、なかなか成果につながらず、モチベーションが下がってきてしまっている。」
「本番になるとなぜか普段の力が出せない。」

それらは心・技・体の内、心(メンタル)を向上させる必要があるというサインかもしれません。

PROPOSAL 1

「心・技・体は掛け算である」

「特に重要な大会であればあるほど、心技体の内、どれが欠けても大きな成果を出すことは難しい」
これは、スポーツ関係者が共通して考えていることだと思います。

私たちは、「心・技・体は掛け算である」と考えています。
技術や身体のレベルが高い状態にあっても、心(メンタル)のレベルが不十分であれば、
普段できている技術が十分に表現できないということが起こってしまいます。
逆に、技術や身体と共にメンタルのレベルが高い場合には、自分の持っている力を十分に発揮することができます。
技術や身体が同レベルの選手との試合の場合には、最後にメンタルの質が結果にも反映されるとも充分に考えられます。

そうであるならば、技術や身体のトレーニングと共に、心(メンタル)をコーチング することに、投資をするということが非常に重要であるはずです。

このページをご覧になっていただいているあなたも、メンタルがいかに重要であるか、それをどのように向上させていけるのか、に興味を持っていただいているのではないでしょうか。

ここでは、メンタルコーチングを取り入れたいと検討されている皆様に、どんなメリットがあるのかや私たちの考え等を説明をさせていただきたいと思います。

PROPOSAL 2

「メンタルが弱いからメンタルコーチングを取り入れる」のではない

いきなり、少し意外かもしれません。
「メンタルが弱いからメンタルコーチングを行いたい」という考えは、当然の考えのように思われると思います。
しかし実は、ここに落とし穴があります。

それはなぜか。ズバリお伝えしますと、この表現には、「自分はメンタルが弱い」という自己暗示が含まれているのです。つまりこうしたことを選手が自分で思っていたり、コーチが選手に話したりすればするほど、「自分はメンタルが弱い」ということをますます選手自身に刷り込んでしまうことになるのです。

それではどのようにすればよいのでしょうか?そもそも、私たちは、メンタルを強い/弱いの二者択一の概念とは考えていません。
競技における様々な技術や能力が存在しているように、メンタルにも様々なコンピテンシー(能力)が存在します。
目標設定能力、モチベーション向上、維持能力、イメージ能力 etc…それらができている/できていないではなく、「それらがどのくらいできているか」も重要です。
つまりできている(10)なのかできていない(0)なのかではなく、1~10でどのくらいできているかと、確認することが大切です。

メンタルにも様々な能力がある

強い部分は、よりブラッシュアップして、武器にしていくことできますし、不十分な部分があるとすれば、逆に考えると、メンタルを取り入れることによる「伸びしろ」がまだまだ、たくさんあると考えることもできます。

実際に、私たちがアスリートやそのコーチと面談させていただく際に、様々なメンタルの能力の内、どの分野が強みになっていて、どの分野にさらに伸びしろがあるのかを確認していきます。
それが分かれば、後はそれをどのようにトレーニングしていくのかという次の段階に移っていくのですが、ここでまず大事なことは、「メンタルが弱いからメンタルコーチングを取り入れる」という考えから、「メンタルをより向上させるために、メンタルコーチングを取り入れる」、「メンタルをさらに伸ばしていくことによって、競技力を向上させたい」という、積極的な気持ち でメンタルコーチングを取り入れていただきたいということです。

「メンタルをより向上させる」「メンタルをさらに伸ばしていく」という言葉には、「今既にメンタルで、できているところもある」という暗示が含まれています。日頃の言葉遣いもメンタルには、大きな影響があるのです。

PROPOSAL 3

メンタルは技術やフィジカルと同様にトレーニングすることが可能

次に大事なことは、メンタルの各能力は後天的に学習することができるということです。
つまり、メンタルは生まれついた時点だけで決定される能力ではなく、技術やフィジカルのようにトレーニングや学習ができるということです。
実際に、自信の持ち方やリラックスの仕方、モチベーションの高め方、あるいはゾーン状態にいかに入るかやイップスの対応までも、メンタルコーチングでトレーニングし、学習することが可能です。
逆に、「大きな大会で緊張してしまう」ことや「プレッシャー化でいつものパフォーマンスができない」という状態等、これまでの人生の中で好ましくない学習をしてしまったということもあります。

メンタルは様々な経験を乗り越えることによって向上していくということも、もちろんあるのですが、実は経験によって、好ましくないパターンを学習してしまうこともあります。
ある競技のオリンピック関係者が、「若い選手のほうが、何の気負いもなく世界大会で結果を出すことがある一方、経験のある選手が、プレッシャーに飲まれてしまうことがある」ということを言われていたのを聴いたことがあります。
もちろん、そうしたことが唯一の真実であると言うつもりはありませんが、思い当たる節もあるのではないでしょうか?

そのような学習された好ましくないパターンも、メンタルコーチングで再学習が可能です。
再学習によって、「大きな大会だからワクワクする」「プレッシャー下にもかかわらず、自分のプレーを行うことができる」「プレッシャーをエネルギーに変えて、競技に集中する」というパターンに変えていくことができます。

「重要な大会になればなるほど、最後はメンタルの差がの如実に出る」と言われています。
「○○には魔物が存在している」という表現もよく聞きますね。
心技体のうちの心(メンタル)をいかに準備をしておくか。
大事なその時のためにも、是非、今のうちからメンタルコーチングを取り入れていただければと思います。

アスリートサポート メンタルコーチングでトレーニングしていく内容

メンタルコーチングサポートでは、最新心理学、コーチング手法を活用したメンタルコーチングを行っていきます。
パフォーマンス向上のための個々の課題を、コーチングすると共に、そのメンタルのテーマに対してのトレーニング法を学習し、身に着けていって いただきます。

受動的にコーチングを受けるだけではなく、能動的に学んで行っていただくことが可能なプログラムとなっています。

  • Number01目標設定
    一流のスポーツ選手ほど、目標設定の大切さを知っています。彼らの小さい頃の作文に、驚くほど具体的な目標/夢が書かれて いることも少なくありません。目標を口に出すこと、書くこと、そしてそれ以外にも目標を夢で終わらせないための、心理学的・脳科学的なルールがたくさんあります。夢を引き寄せるための目標設定を学びましょう。
    • 目標設定の5つのルール
    • 自分軸を作る(価値観の確認)
    • 競技人生の目標と競技後人生の目標
    • 過去、現在、未来の一致を作る
  • Number02モチベーション
    モチベーションは、車におけるガソリンのように、人間にとってのエネルギーと言えます。
    ガソリンがなければ、どんなに高性能の車も動かないように、モチベーションがなければ人間は目標に向けて歩んでいくことができません。目標地点にたどり着くためには、モチベーションを一時的に高めるだけではなく、一定量のエネルギーを満たしておく必要があります。
    • モチベーションを高め、維持する
    • モチベーションが下がる原因は?
    • プラス思考型/マイナス思考型のモチベーション
    • 「できない」を「できる」に変えるプロセス
    • やる気/成功のスイッチを作る
  • Number03イメージトレーニング
    メンタルコーチングにおけるイメージトレーニングは、他のメンタル能力の基礎になる重要な要素です。
    未来の成功や過去の成功体験を五感を活用してありありとイメージしたり、失敗場面を想像してしまう時などに、そのイメージをどのように修正していくか等、イメージトレーニングにも重要なポイントがたくさんあります。
    • 五感を活用したイメージトレーニング
    • 未来の成功イメージと成功体験のイメージ
    • イメージトレーニングを使った競技力の向上
    • 臨場感のある主観的イメージと客観的なイメージ
    • 自己暗示によるセルフイメージの向上
  • Number04コミュニケーションスキル
    チーム力向上のためにはコミュニケーションは非常に大切です。
    コミュニケーションは、チームスポーツだけではなく、個人競技においても大事です。
    実際、個人競技で世界大会でメダルを取っている種目は、普段の練習や大会に臨む際のチーム力に力を入れていることが知られています。チーム作り、場づくりのためのコミュニケーションを実践していきます。
    • チーム作りのためのコミュニケーション
    • 自分の視点に立つ、相手の視点に立つ、チーム視点に立つ
    • 言いたいことをうまく表現できない
      (我慢してしまう、攻撃的に言ってしまう等)
    • チームビルディング
    • チームで作るペップトーク(選手を激励するメッセージ)
  • Number05精神状態マネジメント
    試合直前、当日をどのような精神状態で望むことができるかは、非常に大切な要素です。
    それまでの練習で積み重ねてきたものを、いかに本番で発揮することができるか。
    勝敗の最後の要素が精神状態であると言っても過言ではありません。
    • プレッシャー下におけるパフォーマンス
    • 平常心の持ち方
    • リラクセーションについて
    • 気持ちの切り替え/失敗を引きずらない
    • ネガティブなセルフトーク(独り言)の編集
  • Number06ゾーン状態/潜在能力の活用
    心と身体が一体化していて、時間も忘れるくらいプレーに没頭し、ハイパフォーマンスを発揮できるゾーン状態(フロー状態と も言います)は、まさに心技体のバランスが発揮できている時に、起こりやすいと考えられています。
    多くの選手がこのゾーン状態に、偶然には入った体験があると思いますが、意図的にこのゾーン状態に入りやすい状態を作るため に、心理学的、脳科学的アプローチを行っていきます。
    • 集中とリラックスのちょうどよいバランス
    • 独り言や思考などの雑念を消す方法
    • 目標のレベル設定とゾーン状態の関係
    • 集中すべきものに集中して、周囲の状況を気にならない集中型ゾーン
    • 会場全体が一つになったように、一体感を感じる全体型ゾーン
    • 平常心がよいか、ゾーン状態がよいか
  • Number07イップス対応やスランプからの脱出
    高い目標を掲げ、それに邁進していく際には、ポジティブなだけではない様々な感情を感じることがあります。またそれらの 気持ちが、心理的な葛藤やイップス(精神的原因等による動作への支障や身体症状を伴う運動障害)として身体に出てくることもあります。もともとゴルフのパッティングの際に起こることで有名でしたが、それ以外にも野球選手の投球恐怖や、テニス等のサーブ、サッカーのPKや無意識のシュート忌避、大きな大会での極度の緊張等、普段自然にできていたことができなくなり、努力や意志の力で解決できずらいケースもあります。それらの症状に対して、人の潜在意識(無意識)への本質的なケアを行い、感情や身体を味方につける方法を学びます。
    また、スランプに陥ると、心理的ストレスがさらなるパフォーマンス悪化につながることがあります。そうした悪循環を、メンタル側面から断ち切るケアを行っていきます。
    • 不安や緊張などのネガティブな感情の対処法
    • 葛藤の統合
    • 無意識に働きかけるイップス克服法
    • スランプ時のメンタルケア

メンタルコーチング導入のメリット

  • 悩みや迷いが整理され、取り組むべきポイントが明確になる
  • ネガティブ思考がポジティブ思考に変わる
  • 目標達成の具体的な方法が分かる
  • 技術練習・フィジカルトレーニング以外の「伸びしろ」ができる
  • メンタル向上のための具体的なトレーニング方法が分かる
  • 心技体の相互作用で、パフォーマンスを向上させることができる
  • 睡眠の質が上がる
  • 自己肯定感が上がる
  • プレッシャーがかかる場面でも、自分の実力を出すことができる
  • ゾーンに入る方法が分かる
  • 苦手意識や恐怖感の克服
  • スランプからの脱出

料金について

アスリートメンタルコーチング

料 金 月 額 54.000円 / 1名~ (通常6か月毎の契約をお願いしております)
  • コーチングお試しセッション・・・2時間 10,800円
サポート内容 対面コーチングセッション、スカイプ等のコーチングセッション(遠方)、試合帯同(希望に応じて)、ビデオ学習等の学習教材提供

※チームの場合は、個人コーチングセッションの他に、研修スタイルを取り入れていきます。チームサポートの料金体系についてはご相談ください。

お申し込み/お問い合わせ

アスリートへのメンタルコーチングについてのお問い合わせやお申し込みは、「お問い合わせ」ページから行ってください。
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